プリザーブドフラワーのお手入れ
プリザーブドフラワーは、しっかりとお手入・保存をすると長期間に渡り美しい状態で楽しむことができます。ここでは長く楽しむためにメンテナンス方法をご紹介いたします。
保存期間・寿命について
花の種類、使用素材、保管状況に左右されますが、おおよそ1〜3年程度たちますと色が変化してきます。ヨーロッパなどの保管に適した場所では10年とも言われていますが、日本国内は高温多湿なためそれより短くなってしまうのが現状です。どの時点で駄目になったかを判断することは難しいですが、徐々に色が劣化していくのは事実です。
水やりは必要ですか?
生花ではありませんので水やりの必要はありません。プリザーブドフラワーは湿気や水に弱く、色落ち、ひび割れなどの症状が発生する場合があります。色落ちすると花びらが透明になったりします。また、このような状況下では、染料が流れだしカーテンや、布地などに色移りする場合がありますので注意が必要です。
適切な置き場所について
湿度が高いとヒビ割れや、色落ちが発生する場合があります。また、直射日光には脱色効果のある紫外線が含まれていますので色落ちしてしまいます。直射日光が当たらず、湿度が安定した風通しの良い場所に設置していただくと長くお楽しみいただけます。
ほこりを取り除くには
羽などのやわらかい素材で破損しない範囲で取り除くのがオススメです。また、ドライヤーなどを送風モードで距離とってあてるなどもオススメです。専用のホコリ取りなどもございますのでそちらを利用されるのがオススメですが、どうしても、ほこりを完全に取り除こうと思うと高確率で破損することになるためオススメできません。ほこりが気になる方は、アートボックスなどのケースに入った商品をお買い求めいただくのがオススメです。
花びらが透明になった場合
湿度が高い場所においておくと花びらが透明になる場合があります。花びらが透明になった場合、そのままにしておきますと、透明化、ひび割れが進行していきます。このような場合は、除湿剤などをいれたケースに移動させると症状が改善します。透明化は改善しますが、ひび割れについては一度発生すると改善することはありません。花びら自体を取り除く、カットするなどの方法を取る必要があります。